目指せ連日更新!
つれづれと管理人の日々が語られます。
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どのキャラが誰なのかはさておいておいて、お出迎えシーンの一コマです。
ヴェスペ面子でどうぞーvv
「ユーリ、ユーリ、久しぶりだよねっ、フレンに会うの!」
「はは、そうだなカロル先生」
ユーリは、改札口前で腕を組みながら、何となくウキウキしているカロルの頭をなでてやった。
かといって、彼が別段それを楽しみにしていないわけではない。ユーリだって、親友に会うのは久しいし、ガラにもなく少しばかりはワクワクとしていることは否めない。
うふふ、楽しみですね。とエステルが小首を傾げて見せるのに、苦笑しながらユーリは、是と返した。
...到着時刻は、もう暫く前に過ぎているのだから、もう人の波からフレンの金の髪が見えてもおかしくは無いだろう。
先ほどからカロルが改札の向こう側を覗きに行っては戻ってきて、まだかなまだかなと落ち着かないものだから、注意しようとしてユーリはそれをやめた。自分だって、無意識に改札の向こう側に何度も目をやっていたことに気づいたからだ。
「どうだ、カロル先生。...どうせだ、フレンの奴がきたら思いっきり名前でも呼んでやんねーか?」
何となく、いたずらを思いついて提案すれば、カロルはそれいいね!と声を上げた。エステルもどうやらこれに乗り気らしく、私もやります!とやる気マンマンに握りこぶし。
きっと、あの幼馴染のことだ、ビックリした顔でこちらを見てくれるに違いない。
そう考えれば、あともう少し位遅れてきてくれても構わないとさえ思えた。
いたずらっぽい猫の瞳で、眇めるようにまた、ユーリは改札の向こうに視線をやる。
エステルもカロルも、同じように首を伸ばして改札の向こうへと意識を集中させているようだ。
と。
「やぁ、三人とも」
「あ、フレン」
「フレンです」
「フレンだー」
...何故に背後から現れるのか。
前方からのシミュレーションばかりをしていた三人は、まさかの事態に普通に返事を返してしまった。何せ振り返った先には、あの金髪の騎士様の姿があったわけで。
彼といえば、少しばかり顔を赤らめて、「実は、出入り口、分からなくて...」などと呟いている。
エステルとカロルも、最初は普通にフレンに会えたことを喜んでいたけれども、はっと自分たちが立てていたビックリ作戦の存在を思い出したのか、がっくりと肩を落とした。
(...かなわねぇな。こいつには...)
苦笑交じりに息を吐き出して、ユーリは首を傾げる幼馴染に久しぶり、とその肩を叩いたのであった。
本当に、残念でした(笑)
ちなみに配役は極適当です。
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