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目指せ連日更新! つれづれと管理人の日々が語られます。 割とお知らせもここです。更新履歴ではない罠(笑) たまにネタを漏らしていることも... 拍手、メルフォ返信もこちらです
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天気がいい日は昼寝をしたいお年頃。
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「はい、ではご注文をお伺いします」
カラオケボックス、フリータイム。
ドリンクがサービスになるということで、各々注文してのち、追加注文を取りに来た店員に、メニューを眺めていた各々が飲み物の名前を読み上げた。
手馴れたようにメモを取り、では失礼しますと扉を開けかけた店員に、真剣な顔で、えらく綺麗な顔をした中身はすさまじく男前の...つまりはユーリが、真剣な声を、向ける。
一瞬、あたりは静まり返った。一体何か問題があったのだろうか?
そうと思わせるまでの彼の声音は真剣であったのだ。レイヴンもカロルもエステルもリタもジュディスも、思わずユーリのほうに視線を集中させてしまった。
ごくり。
一瞬、辺りに沈黙が、広がる。店員にも、知らず緊張が移ったかのようにも見えた、その後。
「ガムシロップをもらえるか」
 
がむしろっぷを、もらえるか
 
あ、すいませんそうでしたよね大将ガムシロップ必需品でしたよね忘れてました。
思わず今の一瞬の緊張感を返せと叫びたくなったレイヴンであったのだが、この青年が見た目にすぐわず甘いものが大好きと言うよりも甘味中毒であったことを思い出して脱力する。そうだ考えてみればこの前によったレストランですでに一つのアイスティーにガムシロップ三個を投入していたじゃないのと己を納得させた。
そうねぇじゃあ店員さんにガムシロップ三つお願いしましょ?
そう声をかければいいだけだ。おおむねいつも通りだ、気にすることは無い。
そう思ったレイヴンの、しかし予想の斜め四十五度を、ユーリは行ってくれた。
「出来れば沢山で」
「沢山?!」
思わず声に出して突っ込んでしまったのレイヴンだけではない。常は突込みにはならないはずのエステルまでもが突っ込んでいる。店員も微妙に驚いたような表情をして目の前の青年を見てい...
「だったらストックしますか?今から持ってきますよ!」
がくり。
ある意味素晴らしい対応を見せたのは店員のほうであった。まさかのストック宣言。アイテム所十数ギリギリ(十五個)、ガムシロップを運んでくることなど誰が予想できただろうか。
コレにはユーリも多少驚いたらしく目を瞬かせていたが、いやしかしユーリのことだからこのガムシロップも胃袋に収めてくれるに違いない...想像したら、胸やけがした。
かくして、有言実行してくれた店員の運んできたガムシロップは、タワーとなってユーリの目の前に積み上げられ。
レイヴンは改めて思うのであった。...俺様、青年のこと、甘く見ていたよ。と。
 
 
いやホントに、ガムシロタワーでしたよ。
ダー...いえいえ某旦那が悪ノリでgumシロップをguyシロップにしてましたが店員さんのノリには負けました。プロフェッショナルです!
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